2017年10月20日金曜日

5年 水産業の出前授業


11月20日(金)の2・3校時に漁港漁場村技術研究所の久保田先生をお招きして、水産業の出前授業がありました。社会科の授業で水産業についての学習はしましたが、実際に見たり体験したりするのとではリアリティが違います。子どもたちにとって有意義な体験になりました。


カツオの一本釣り体験

教科書で見たカツオの一本釣り漁。実際にやってみると…「重たい!!!」こんなに重い釣竿と魚を軽々振り回す漁師さん達のすごさがよく分かります。子どもたちは、「こんなに大変な思いをして釣ってもらったお魚だから大切に食べなくてはいけない。」と改めて考えていました。




カツオ出汁と昆布出汁の飲み比べ
出汁は合わせると美味しくなることを学んだ後、実際に2種類の出汁を飲み比べさせていただきました。「味が違う!」「合わせると美味しい!」と驚く子ども達。味覚でも水産業を学びます。



かつお節削り体験

一般の家庭ではなかなか見かけなくなったかつお節削り器。初めて目にする子どもも多かったです。削ろうとすると…「かつお節ってこんなに堅いの!?」やはり実際に経験しないと分からないことがたくさんあります。なかなかうまく削れなかった子も、久保田先生にコツを教えていただき上手に削れるようになりました。自分で削ったかつお節を一口パクリ。「おいしい―!」自分で苦労して削ったかつお節は一味違ったようです。


教室での授業だけでは学ぶことができないたくさんのことを学ぶ貴重な体験をすることができました。「日本の水産業」について興味をもち、今日学んだことを日々の生活に生かしてくれることを期待しています。